既成概念の塊を  切り剥がし
身軽になったら 見えるかも

固定観念の型枠を 取り外し
自由になったら 行けるかも

冷めた目つきで 混ぜる色 見ず
決められ青黝い色水を 使うのか

柔和な目つきで 自分なりの
限りなく透明に近い青を 創るのか

変えたり 伝えたいものがあるのなら
自分で色を決め 自ら造る
何か変わるかもしれなし

無機質な既製品を纏うなら
好みの 色取りも 自ら 替えず

無感情な既製品を嫌うなら
この身の 彩りを 躬ら 変える

発信は蚊の様な雑音で
微かにしか聴こえない

お耳汚し お目汚しにすら
ならないかもしれない

雑音が聞こえたら
忘れた頃に耳鳴りで
謬見ではないのかな…と

酸いも甘いも 色んな物を貼り付け 
時間をかけて研磨する
自分自身で何度も研磨する

規制された色水を掛けられ
汚れ 濁り 掣肘され
そしたら いつもの様に
笑って磨けばいい

時に 綺麗な物だって 
汚れるし 濁る時もある

少し光っては 迷い汚れる
そんな繰り返しを 今日もまた…

昨年よりは 少しだけ
光って綺麗な気がする

2021 3

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